双子ちゃんらいふ!?

映画が始まってすぐにびびる優。


「刹那さん、これ怖い…。」


「しかたないよ。けど優ちゃんも見たかったんでしょ?」


「うん、怖いけど見たい…。」


「じゃあこうしてなよ?」


そのまま刹那さんは優の手を優しく握ってくれた。


なんでそこまでしてくれるの?


私まだ中1だよ?


七歳年が離れてるんだよ?


からかってたりする…?



「刹那さん、私の事からかってます?」


「えっ?」


「もういいです。」


私はそういって席をたった。


そのまま廊下に座りこんでしまった。