双子ちゃんらいふ!?

「龍。」



「おっ。目覚めた?」




部屋に戻ると遥が起きていた。



「うん。」


「何か飲むか?」



「お水頂戴。」


「かしこまりましたお姫様♪」


「もぉっ!恥ずかしいじゃん。」


「ごめんごめん。」



部屋にあるミニ冷蔵庫から水を取りだした。



「ほい。」


「ありがと♪」


「母さんはこの家に住むのは大賛成だってよ。」


「ホントに?」


「あぁ。てか、家にいる方が危ないかもしれないからここにいろってさ。」



「そっか…。本当にありがとう。」



「けどちゃんと両親には話ししろってさ。」


「うん…。」


俯いたまま返事をする遥が心配になった。