『何故?俺はただ晴姫が好きなだけだ。』
無 知 は 罪 な ん だ よ ま っ た く も う ! ! ! !
当然、私は呆れて三日ほど口を利かなかった。
家にも行かなかった。
電話やメールすら着信拒否にしてやった!
ざまーみろ!やーい!
…などと思った、私が馬鹿だった…。
一日目、なんと自宅の電話にかけてきた。
わざと居留守を使っていると…奴は…
留守番電話のメッセージに、突然私への愛をつらつらと語り始めた。
『晴姫は俺の太陽なんだ…。
傍に居てくれないと…俺はどうにかなってしまうんだ…。
晴姫…お願い…愛しているから…一言でもいい、罵倒でもいい…。
お前の声を聞かせてくれ…。
このままじゃ…死ぬ…。寂しさが募って死ぬ…。
晴姫…。お願いだ、晴姫…。』



