こんな時間まで、1人の女の子の身を案じて走り回るそれは、『好き』ではないのだろうか?
「わかんねーなぁ。まぁ、どーでもいいんだけど」
康平はケータイの時計を確認して、着信に気づく。
「お、早苗さんだ。なんだろ遊びいっちゃおーっかなー」
眠くてだるかったが、康平はすぐさまその着信にリダイヤルして、家とは逆の方向にあるマンションへバイクを走らせた。
翌日、朝早く学校についた康平を捕まえたのは千恵が先だった。
「パンフレット買ってきたから、見るかなって」
正直映画の内容とかはどうでもよかったのだが、千恵から差し出されたのでとりあえず受け取ってみる。
「昨日どうだった? ごめんねバイトが急に入っちゃってさぁ」
千恵は少しだけ頬を赤くした。
「気をつかわせちゃったみたいで、ごめんね。あの、でも私、河田君とも映画観たかったよ。だから次はこういう気を遣わなくても、いいから……」
康平は千恵の反応で、千恵が自分が行かなかった理由をずいぶんとはき違えているのだと気づいた。
当然かもしれないが。
「ほら、俺空気読むしね。でも次は敦ちゃんもつれてさ、行こうぜ~」
よし、きっかけゲット。
次は外さない。
康平は心の中でぐっと手を握りしめながら、パンフレットにぱらぱらと目を通した。
細かい字を見て居ると寝不足のせいか軽く頭痛がする。
「眠いなぁ」
「潤みたいなこと言ってる。ふふっ。そういえば潤どうしたんだろう、遅刻かな」
「わかんねーなぁ。まぁ、どーでもいいんだけど」
康平はケータイの時計を確認して、着信に気づく。
「お、早苗さんだ。なんだろ遊びいっちゃおーっかなー」
眠くてだるかったが、康平はすぐさまその着信にリダイヤルして、家とは逆の方向にあるマンションへバイクを走らせた。
翌日、朝早く学校についた康平を捕まえたのは千恵が先だった。
「パンフレット買ってきたから、見るかなって」
正直映画の内容とかはどうでもよかったのだが、千恵から差し出されたのでとりあえず受け取ってみる。
「昨日どうだった? ごめんねバイトが急に入っちゃってさぁ」
千恵は少しだけ頬を赤くした。
「気をつかわせちゃったみたいで、ごめんね。あの、でも私、河田君とも映画観たかったよ。だから次はこういう気を遣わなくても、いいから……」
康平は千恵の反応で、千恵が自分が行かなかった理由をずいぶんとはき違えているのだと気づいた。
当然かもしれないが。
「ほら、俺空気読むしね。でも次は敦ちゃんもつれてさ、行こうぜ~」
よし、きっかけゲット。
次は外さない。
康平は心の中でぐっと手を握りしめながら、パンフレットにぱらぱらと目を通した。
細かい字を見て居ると寝不足のせいか軽く頭痛がする。
「眠いなぁ」
「潤みたいなこと言ってる。ふふっ。そういえば潤どうしたんだろう、遅刻かな」


