Wednesday AM 02:15 透明な空気が 冷たい頬に触れた。 車を降りたナツは 遠くの空にちりばめられた 街の光を数えている。 「遠くから見るとキレイだね、 星空より綺麗。」 「あんなに騒々しくて、 忙しい街なのにね。」