あの時…


私は
立ち尽くしてしまった。

君は
「そう、
死なないでね。
寿命がつきたら
また会おう。
約束はその時まで
待ってね。」

君の言葉に
私はまた泣いていた。
そして、
「…うん。
今度は約束守ってね?
また会おう」
と言った。

そこから君の声は
聞こえなくなったが、
私の気持ちは変わっていた。