愛すべき君へ



「叶!ごめんごめん!」

そう言って雅は
僕のところへ
駆けつけてきた。

「なんだよ、見せ付けて」
「ごめんって~!」

雅はとても幸せ
そうな顔をしていた。

「お前ってほんっと...」

僕が言いかけたその時だった―

「きゃぁぁあああ!!!」