愛すべき君へ



「おはよっ!」

そらは僕の前に
現れた。

「おお、おはよ」

僕は少し冷たく返した。

「何か怒ってる?」

そらは僕の顔色を
うかがって聞いてきた。

「別に?」

僕はそう言って
そらにキスをした。

「もおっ!誰かに見られたらどうすんの!?」

そらはそう言って
僕にデコピンをした。

「平気だよ」

そう言って僕は笑った。