そんな事を考えていたら頭に何かがあたった。

なんやねん、、

そんな事を思い顔をあげた。
後ろを向くと斜め後ろの真由美が消しゴムのカスを投げてきてた。

私は、ため息を付き真由美に「もぉ、、なんやのん?真由美っ!!!」

その言葉に気づいた真由美が口パクで何かを伝えてくる。

め・る・だ・き・か・れ・?

はぁぁ?

私は、困った顔をして「めるだきかれって何?」と真由美に言った。

真由美は、笑いながら紙に何かを書いている。
その後その紙を私に投げてきた。
内容は、
『メール誰から?』

はなから紙にかけよ〜

私は、心の中でツッコミながら笑顔で返事を書いた。
内容。
『内緒っ!!!』

そしてその紙を真由美に投げた。

真由美は、その紙を見てほっぺを膨らました。

「けーちっ」と少し大きな声で叫んできた。

私は、笑いながら
「また言うやんっ」と伝えた。
その時。
ガチっ。
「いったあい」固いなんかで頭を殴られた。
前を向くと横の席の日下だった。

イラっ。

頭にきた私は、また教科書で頭を叩き返した。
バシっ。
「叩くなよ。だいたい相手してほしぃんでちゅかあ〜?」あえての赤ちゃん言葉に日下は…


小さい声で「きっしょ」と言ってきた。

その言葉にムっときた私は、また机に顔を伏せた。

「疲れたわ」と日下に伝えた。

その時。
「さっきは、ごめん」
スッゴく小さい声で聞き取りにくかったけど

確かに日下の声だった。
日下が謝ったんや。

私は、顔をあげた。
顔をあげた時には、日下は、席を移動して隣には、いなかった。

「素直なところあるやん」と私は日下が居てる方を向いて叫んだ。