アニイモウト。

「あ、おにーちゃーん!!!」


駅前の、雑貨屋の前にサヨは居た。
思わずつっこみたくなるほど手を降っているソイツは、俺達2人を見るとすぐさま駆け寄ってきた。



「…貴女が、エリカさんですか??」


エリカを見るなり、そう尋ねてきた。