自宅の近くの桜道。
そこで、俺とエリカは待ち合わせをしていた。

約束の時刻を少しすぎてから、俺はそこに到着した。

歩道をあるく人々を早足でよけながら
エリカのもとへ。


「お、お早う!!!」

エリカが、
俺に気づいた。

「貴之君。」