*
「海!」
中学生になったばかりのお兄ちゃんがあたしに手を振って笑っている。
「お兄ちゃんっ」
同じく中学生に上がったばかりのあたしはお兄ちゃんに駆け寄っていった。
「新しいクラスどうだ?」
「楽しくなりそうだよ!新しい友達も出来たの」
「そうか。良かった」
「お兄ちゃんは?…てか、やっぱり双子じゃあ同じクラスになれないんだねぇ~」
「俺は拓也が同じクラスだった。てか、ならなくて、当たり前だろ。アニメや漫画の世界じゃあるまいし」
くっくっと喉を鳴らしてお兄ちゃんが笑う。
「…でも、一緒のクラスが良かった」
じっとお兄ちゃんを見つめるとお兄ちゃんはあたしの耳元に顔を寄せた。
「クラスが一緒じゃなくたって。俺達は一番近い存在だろ?生まれる前も今も」
低くて甘い声にドキドキする…。
もっと、、囁いて…。
「だって俺達は…双子なんだぜ?」
**
ちゅん…ちゅん…。
「ん…朝?」
目が覚めれば、隣には気持ちよさそうにまだ夢の中にいるお兄ちゃんがいた。
あの夢はあたし達が中学生に上がったばかりの頃の思い出の1つだ。
あの頃のあたし達はまだ知らない。
この胸の痛みが
この胸の高鳴りが
いったいなんなのか。
「海!」
中学生になったばかりのお兄ちゃんがあたしに手を振って笑っている。
「お兄ちゃんっ」
同じく中学生に上がったばかりのあたしはお兄ちゃんに駆け寄っていった。
「新しいクラスどうだ?」
「楽しくなりそうだよ!新しい友達も出来たの」
「そうか。良かった」
「お兄ちゃんは?…てか、やっぱり双子じゃあ同じクラスになれないんだねぇ~」
「俺は拓也が同じクラスだった。てか、ならなくて、当たり前だろ。アニメや漫画の世界じゃあるまいし」
くっくっと喉を鳴らしてお兄ちゃんが笑う。
「…でも、一緒のクラスが良かった」
じっとお兄ちゃんを見つめるとお兄ちゃんはあたしの耳元に顔を寄せた。
「クラスが一緒じゃなくたって。俺達は一番近い存在だろ?生まれる前も今も」
低くて甘い声にドキドキする…。
もっと、、囁いて…。
「だって俺達は…双子なんだぜ?」
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ちゅん…ちゅん…。
「ん…朝?」
目が覚めれば、隣には気持ちよさそうにまだ夢の中にいるお兄ちゃんがいた。
あの夢はあたし達が中学生に上がったばかりの頃の思い出の1つだ。
あの頃のあたし達はまだ知らない。
この胸の痛みが
この胸の高鳴りが
いったいなんなのか。

