「好き……きっと生まれる前から…ずっと」


もう、お兄ちゃんから目をそらせない。



あたし達はもう一度、

触れるだけの甘い甘いキスをした。


この日、あたし達は双子の兄妹から恋人になった。


「お兄ちゃんと付き合える日が来るなんて夢みたい」

「…俺もだよ」

2人でご飯を食べながら笑いあう。

…どうしよう、幸せすぎて死んじゃいそう…。



ご飯も食べ終え、テレビを見てるとお兄ちゃんがとんでもないことを言い出した。

「風呂一緒に入ろーぜ」