2人はささやかながらも幸せな日々を送っていた。


だか、幸せとは必ず終わりが来るモノだ。


夫が借金の保証人になっていた友人が行方不明になったのだ。


その日を境に2人は借金とりに追われる生活を余儀なくされた。


とても裕福とは言えない家庭。


当然、多額の借金など払える訳がない。


それでも2人は明るい未来のため、必死に働いた。


2人ともまだ21歳だった。