今日同じ繰り返し。 いつも通り学校で先生をやって、 夜のお仕事。 もう2年もこれを繰り返してるから 慣れてしまっているけど。 そんなことを考えながら洗濯を始める。 今日は心地のよい天気。 洗濯物は早めに乾くだろう。 自分の洋服、一彰の洋服… と順番に洗濯機に放り込む。 「…ん?」 一彰のスーツのポケットから出てきたのは 小さくて高そうなピアス。 どこからどう見ても女物だ。 「………問い詰めますか。」