キスに恋して…3

「わざとらしい(笑)」


「わざとじゃねえって!」


「寒がりなら自分で持って来たらいいじゃ〜ん」


私はタッタッと小走りで公園内に入った


「楓〜」


後ろから頼りなさそうな声がする


「も〜仕方ないな〜ハイ」


「サンキュー!暖けえ〜楓の愛を感じるよ〜」


そう言いながら直哉は私から受け取ったモノに頬擦りする


「バカ…」