「もう何年も経ってるし、向こうも良い思い出になった頃じゃねえか?」


「そんなもんなんですかね?」


「飲みに行くなら俺が付き合ってやってもいいぞ?(笑)」


「その時はお願いします(笑)」


「お前のおごりな(笑)」


「え〜」


「また、何かあったら電話してこいよ」


「はい…ありがとうございました。おやすみなさい」


直哉への手紙…


これが私の幸せのキッカケになろうとは、この時は思いもよらなかった