キスに恋して…3

俺は酒屋で働き始めて、何とか冗談を言い、笑えるようになった


柴田さんの息子も入ったことだし、そろそろ潮時かな


常識はある程度持ち合わせているつもりなので、いきなり辞めることはせず、柴田さんに相談をしてから決めることにした


「もうしばらく健太郎を育ててもらいたかったんだがな〜」


残念そうにそう言う柴田さん


「勝手言ってすみません」


結局残り1週間で辞めることになった