「おはようございます」


ん?男の声?


「あ…おはようございます」


一応挨拶をしてみたが…誰?


「僕、今日からココで働くことになりました。原田圭介です。よろしくお願いします」


あまりにも丁寧な挨拶に私は席を立ち、頭を下げた


「森下…楓です。よろしくお願いします」


「あの〜他の人は…」


「あ、私は当番だから早めに来てるんですが、先輩達は後10分程したら来ますよ」


「そうですか」


ふと見ると、ボーッと立ったまま


「え〜っと…ココにでも座ってて」


私は隣の椅子に促した