キスに恋して…3

ホワイトデー当日


待ち合わせ場所に浩ちゃんがいた


助手席に乗って私は聞いた


「仕事、忙しくない?」


「うん。大丈夫」


「そう…」


私は浩ちゃんが無理して私と会ってるのなら、無理に平日に会わなくてもいいと思っていた


でも、週末もなかなか会えないので、やっぱり言えず、平日だけでも、仕事帰りの少しの時間でも、会えるのが嬉しかった


そしてまた、いつものようにホテルへ


車を止めて部屋に入る