-君に愛してると言いたい-

「唯さん、は悠太のお兄さんの婚約者。悠太はずっと彼女を愛してたけど、唯さんがその愛を知ることはついになかったわ。」

美穂は一息吸って、

「彼女、1年前に逝ってしまったのよ」


美穂がそう言った時、頼んだコーヒーとミルクティーが運ばれて来た。

頭が沸騰する。
私は、私の前に置かれたコーヒーをじっと見つめた。

限りなく黒い茶色。