東京、という手がかりしか得られず、俺は真知子のマンションに戻った。 せめて、連絡先でもわかれば… と思ったから。 さっきの小太りの女から大家の部屋番号を聞き出して、訪ねた。 大家は、白髪の、眼鏡をかけた老婦人。とても優しい瞳をしていた。