-君に愛してると言いたい-

7月4日


「僕の肺をあげよう」

そう言ったとき、マチの顔が明らかに曇ったのがわかった。

唯さんにあげられなかった、僕の肺。

マチが必要に迫られるときが来たら、
僕はためらいなく差し出すだろう。


もう後悔するのは嫌なんだ。

愛する人が咳に喘ぐ姿なんて
もう見たくない。