-君に愛してると言いたい-

時を重ねるにつれ、ユウタは『真知子』を知っていった。

しかし、真知子は知れば知るほど、唯にそっくりだった。

洋服の好みだとか、話し方だとか、
音楽はポップスよりクラシック派だとか
好きな花はシクラメンだとか。

最初は戸惑い、真知子に対する少しばかりの罪悪感を感じていたユウタも、 これでいいんだ と感じるようになった。

ユウタの中で、真知子は唯の生まれ変わりだったのだから。