美咲は10本の針を握り、思いきりふりかざした。 ――ブスッ!!! 「キャーーー…!!!!!」 ――ピチャッ!ピチャピチャ 秋奈の視界は赤く染まった。 「じゃあまた明日ね、秋奈? 休んだら…… 分かってるよね?」 「…は……はぃ…」 秋奈は明日も学校に行くしかなかった……