私はあいつに連れて行かれて家にはいった

ついでにお風呂もね

広すぎだよ・・

でも・・・。メイドとか執事がぜんぜんいなかった

「何でここにメイドとかいないか分かるか?」

私は横にしか振れなかった

「理由はな・・・。2年前 前の家、全焼しちまったんだ

それでその家にいたメイドや執事100人ぐらいと親焼けちまったんだ」

2年間もここで一人??

「お前・・・もう帰るんだろ?」

『うん。』

「もう少しここにいてくれないか?」

『え?』

「おま・・・美波のことが本気に好きになっちまった」

『私じゃなくても他にも』

「美波がいいんだ・・・・。美波が」

こいつがなんかかわいそうに思えて来た

『と・・友達からならいいよ』

「マジで?」

『うん』

「よかった・・・。ふられたらまじで自殺しちまう勢いだった」

『自殺しないでよ』

つい本音を言ってしまった

「ば~か。」

ばか?

「ばか」

『馬鹿じゃないもん!!』

「美波マジでかわいすぎる・・・」