「来てよかっただろ?」

「中嶋さん!!!」

ぁ、
部屋に行けって
この事だったんだ…

あの汚れた部屋からは思えないような可愛い部屋…


ベッド上には

憧れだった
大きなテディベア

「なんで…こんなに良くしてくれるの…」

小さくつぶやいはずのその言葉は

はっきりと
皆の耳に入っていた

「そんなの決まってるだろ?」

くしゅっ
と大きな手で
頭を撫でるボス


「螢が俺等の仲間で家族だからだ。」


「……ボス。」

ヤバい
何でそんな事言うんだよ…