柚葉はなぜか気になっていた。男の顔、仕種、行動、そのすべてが柚葉には気になっていた。

「はぁ〜、まっ、暇だからいっか〜!」

柚葉は一気に階段を下りだした。

どこか体が軽く感じていた。