二人はまた飾り付けに忙しそうにしていた。


「私も手伝うよ!」


「ダメだよ。柚葉ちゃん、先に身体を治してからね。」


「えぇ〜!もう大丈夫なのに〜!」



柚葉は子供のようにダダをこねた。


「ごめんよ。私たちも一緒に飾り付けしたいんだけどね。」


「じゃあ、少しだけならいいでしょ?」


柚葉は飾り付けを始めた。