堕天使の理由



でも、どっちにしろ終わるならば


聞いてしまっても結果は変わらないとも思う。


そして、あたしはショウにメールをした


「もう、好きな気持ちはないの?」


返信は少し時間が経ってからで、


「うん」とだけ返って来た。



時は、6月4日から少しだけ日が過ぎて梅雨入りしたばかりの、雨が降っている午後だった



あたしの心も、いつか涙が乾くと願って


窓の外をぼーっと眺めていた。



ショウと別れてしまった実感がなかった。


ただそれだけで、ただそう実感しないだけで辛くなかった