「大谷の子とは仲良くしてんのか?」
「ツナミでしょ?最近毎日一緒だよ〜」
「そうか、ママは?」
「相変わらず、」
話している途中で、チャイムが鳴ってあたしは話すのをやめた。
少しして原口が、パソコンをパタンって閉めたから
ウキウキしながら立ち上がった。
原口は机を軽く片付けながら、
「田中先生好きか?」
ってちょっと笑いながら聞く
「当たり前〜良い奴じゃん」
笑いながら言った。
「先生なんだから、奴はやめなさい?」
原口はあたしの背中を軽く押して、後ろから自分も出て来て
3職の鍵を閉めた。
1階に降りる階段に向かってると、ヒロシが駆け寄って来て
申し訳なさそうにする。
「大丈夫だよ、体育祭出ないから〜心配しないで」
目を合わさないで言うしかなかった、ヒロシが頑張ってんの知ってたから。
「大澤先生、こいつ田中先生のとこ連れて行くんで」
原口は助け舟を出してくれたらしい、流石学年主任!!


