堕天使の理由



あたしは机の上のカバンを持って教室を出た。


後ろから、ヒロシとナオの声がしたけどシカトした



3職(3年の職員室)に入ると、原口だけしか居なくて
少し安心して、イライラもなくなった。

原口はなんとなく成り行きが分かったのか、クラスであった話とか何も聞いてこなかった
さっきまで座ってた椅子に、また腰掛けて欠伸をした


携帯を出したあたしに、


「携帯は没収だ」


原口はわざと言ってきてる、


「今更じゃん、つーかあたし高校行けねぇよなー定時?」


ちょっと原口は驚いた顔してて、まさかあたしが高校のこととか考えてねぇと思ってたっぽい。

少し間空けて、

「お前全日制行けんのか?」

「分かんないけど、高校は行きたい。でも、夜はやだし‥4年間も考えらんない」

「じゃあ全日制だな、通信は続かないだろ?」

「引きこもりなら続く、あたし遊びたいから、放置して辞めるなー」


原口は溜め息吐きながら、


「まぁ〜悩めよ」


って、封筒に一杯高校のパンフレット入ってんのくれた。