当たり前かのように、
皆はあたしたちのグループと、圭斗くんと楢橋がいるグループをくっつけようとした。
まあそうなるだろうと思ってたけどさ。
グループが決まり、グループごとに固まって話し合いをすることになった。
「きーちゃん久しぶりだな。喋ったのとか幼稚園以来?」
「だねー(笑)。ていうか愛しの愛ちゃんと喋ったら?」
「何ソレ(笑)。そんなに言うんなら話すけどー」
爽やかにそう言うと圭斗くんは愛ちゃんの隣の席に座る。
超仲いいじゃん。
そして立ち去るときに、圭斗くんはあたしの耳元で言った。
「きーちゃんも楢橋と回るんだろ?」
「……は?」


