「…なんてことするんですかっ」
あたしは破られたドレスを見て継母に言った。
ちなみに継母は圭斗くんだったりする。
「まさかシンデレラ、舞踏会に出ようなんて思ってないわよね?あなたのような人間が舞踏会に出られるとでも思っているのかしら」
「……。」
ごめんね、圭斗くん!!
あたしは台本通り、上から吊り下げられたひもを引っ張った。
すると、ドカン、という鈍い音と共に、圭斗くんの頭にたらいが。
「痛い!!!」
微妙な笑いが体育館をおそった。
まさか…
そして現実に戻ったあたしは、…申し訳ない。
ほんとに痛いよね、圭斗くん、ごめんなさい!!!


