とにかく、見るモノ全てが隊長には、神秘的なのだ。 そりゃそうだ。 隊長の生活には、テレビとか、新聞などの情報などは、なかったのだから。 「あの明るい星に行ってみたいな!」 隊長が見つけたのは、他ならぬ火星であった。 月の次に地球に近く、赤い地表は未だに未知である。