「だから、いらねえって言ってんだろ。」

「何でぇ?美味しいよ。」

「そんな甘ったるいもん食えるかよ。」

「じゃあ私がもーらおっと…」




それは辛党の俺には当然のことで…




「お前それ何個目だよっ。」

「3個目。悪いか、モヤシ兄やん。」

「うっせえ黒豚。」

「へーんだ、芋けんぴぃ~。」




…この時は気にも止めてなかったけど…




「てめえ次言ったら殴るぞ。」

「DVですか?DVですか?」

「場合によってはな。」

「怖ーい。お母さーんっ…」




…すべては始まってたんだ。