「姫。仕事は、何してるの?」



そうだった!



一番の難関が残っていた。


正直に言うべきか否か…。


私は………。



「これ言ったら、絶対私のコト嫌いになるよ。」



「大丈夫。僕を信じて。」



優しい瞳で見つめるレイ。



「…………実は、風俗なんだ。」



うつむく私。



レイの反応が怖くて顔が見れない。



すると、レイは、



「アハハ。風俗か。姫らしいな。さぞかし、床上手なんだろうな。僕ってラッキーかも。」



「え……??軽蔑しないの??」


「しないよ。風俗でも、仕事でしょ??お金貰ってしてるんだから、プライド持っていいんだよ。」



「レイ……。」



私達は、抱き合った。



レイは、私の全てを受け止めてくれた。



この人なら、信じれる。


私は、この人の温もりを信じて、供に歩いて行こう。


レイに私の全てを委ねよう。