「今までもこうしてきた?」 「そうよ?こうでもしなきゃみんな仁と陽様に近づくじゃん。」 「なんで……そんな酷いことするの?」 「はぁ?あんたバカ?さっきの話ちゃんと聞いてた?んなの簡単だよ。仁と陽様はみんなの物だからだよ。」 その言葉を聞いた瞬間。 パシンッ!! あたしはいつの間にか成美先輩の右頬を叩いていた。