「だから美桜ごめんって~。」 屋上に着くと奈都が本気であたしに謝ってきた。 「はぁ。」 あたしはわざとらしく大きなため息をついてみせた。 「ひぇー!!ごめんなさいごめんなさい。これからはちゃんと場を弁えますからー!!」 奈都は土下座をする勢いでだった。 「ちょちょちょ奈都!?」