「っじゃ、じゃあ何てよべばいいのよ!!」 あの日のことを思い出すと自然と顔が赤くなっていくことが自分でもわかった。 それを隠すためつい強い口調になってしまった。 なのに 「普通に“仁”って呼べば?」 なんてきょとんとした表情をしている。 「んんなっ///そんな簡単にそう呼べるわけないじゃん!!」 あまりの唐突なことに気持ちが焦ってしまう。 「なんで?」 「なんでって……あんたのファンクラブなんかあるからに決まってるじゃん!!」 そうだよ。 あの人達の存在を忘れちゃいけないんだ。