社会人になり 事業を始め、 コツコツコツコツ、貯めた貯金や日々の収入は湯水の如く流れ出て行く。 預金残高が、彼女とのエンドロールをリアルに感じさせ ぼんやりと眺めては悲しんだ。 でも それでも彼女が好きだった。 だから、ゼロになるまで 彼女の隣を歩いていたかった。