「澪…?」


「あぁ……」



架空であるはずの場所に手を上げてみる…


そこにいるのはダァレ?



「澪!澪!」



閉じていた重い瞼を少しずつ開けてみる



「澪!」



そこに居たのは、


聖羅だった