紗那のこと忘れてた


と、

女子の部屋についてから思い出した


まだバスの中で寝てるの?

それはダメなんじゃない?


とか思いながら外に出た



「ひゃっ」



さっきは聖羅達と一緒で気付かなかったけど、

外は中より少し寒かった


濡れた髪のお陰で風邪を引くかも…



「紗那ー!」



声を掛けながらバスに入っていくと、

社長もまだいたままだった


だったらそのままにしておいた方がいいかな

と思ったけど、

時間が時間だし、

寒いしなー…


ということで、

紗那を引き取りに行くことにした