終われない夢




「聖羅さん…」



バスを降りてたらリリィーが聖羅に駆け寄った


身長の差がすごい…


聖羅は高めでリリィーはミニサイズだからね…20センチ位差がありそう




「神山さん、何私達を見比べていらっしゃるのですか?」


「リリィーはちっさくて、可愛いなーって」


「わ、私は小さくなんてありませんわ!私より小さい人なんて星の数ほどいますもの!」


「わぁー♪怒ってるリリィーも可愛いー」


「馬鹿にしないで下さいまし!」


「あはははは…璃瑠と澪のコンビもいいかもね」


「むぅ…。それより聖羅さん。よかったのですか?」


「何が?」


「北条さん…のこと…」


「いいの。澪と話をしたかったんだよ」


「話を…しましたの…」


「そう。洗いざらい喋っちゃった。澪ったら口がうまいんだから」


「ええっ。私はなんにもしてないけど…」


「そうなんですの…。では神山さん、私、手加減なんてしませんからねっ!」


「あー。うん。私も程々に頑張るよ」


「あら、もう抜け腰なんですの?私の相手になるのかしら?」




そんなことを話ながら寮へと入っていった