終われない夢




「…れいぃ……」


「私が隣で悪かったわね…」



案の定、聖羅は社長の隣に座った


聖羅は紗那の気持ちのことに気がついているのかな…


はぁ…



「紗那、紗那はどうしたいの?」


「どうって?」


「だから、社長の隣に座ってイチャイチャしたい、とか」


「そっそんなことできないよ!」


「じゃあどうしたいの?」


「……一緒にいれるだけでいい」



はぁ……


これはこれは、柴谷のときとは違って難しい


柴谷の時は

仲良くなって付き合って、毎日を楽しく過ごしたい

だったのに


はぁ……