終われない夢




「わぁ!美味しそうだねっ」


「澪…寮を怖がっていた割には楽しそうだね…」


「そう?なんだか遠足気分でワクワクしてきたからかな?」


o(^o^)o


「遠足ねぇ…」


「紗那は楽しくない?」


「どんな風に見える?」


「えーっとね、疲れすぎたオバサン」


「おっオバサン!?」


「ご飯たくさん食べてエネルギー補充が完了したらオネエサンになるかもよ」


「…そうかなぁ…」


「そうだよ。お腹ぶっくぶくのオネエサン!」


「い〜や〜。そんなのになりたくなーい」


「夕神がもしそんなんになったら引くなぁ…」


「社長はさわやかオニイサンのままだね」


「そりゃ部活で鍛えてるからね。この位朝飯前だよ」


──数10分後…



「うぷ…もう食べれないよ…」


「澪は少食だね〜…」


「…ん……そうなの?」


「まだ半分位しか食べてないじゃない」


「そうだけど…誰か私の分も食べて…」


「しょうがないな…オレが食べてやるよ」


「柴谷…ありがとう…」


「時には恩返ししろよな」


「うん」



こうして夕飯は終わり、飾り付けが再開した