終われない夢




「聖羅ぁ〜!」


「あぁ。澪と紗那、遅かったね」


「遅かったねじゃないでしょ!行くなら行くって言ってくれればいいのに」


「いや、2人の集中力がすごかったから…」



おそるおそる聞いてみる



「…どの位?」


「半径3メートル以内に入ったらブッ殺す!って位」



どれだけすごいんだ

私達の集中力!



「オイオイちょっとソコのオマエとシャー、荷物を持ってあげたお礼は?」



忘れてた…



「柴谷ありがとう」


「よし。オマエはソレで許してやる。シャーは?」


「くすくすくす…聖羅は楽しかったみたいだね」


「オイ」


「えーいいなー…」