「神山!」 その声と同時に肩を掴まれた 「何?柴谷…どうしたの?」 「…オマエ…自殺とか…すんじゃねぇぞ…」 「はい?」 どうやら柴谷は窓から空を見上げている私をみて自殺すると思ったらしい 「…はぁ…はぁ…はぁ…」 「…大丈夫?」 柴谷の肩が上下している そんなに驚いた? 「柴谷、安心して。私、絶対自殺とかしないから」 ―がっ 柴谷に頭を掴まれた 「…絶対…だからな…」 ……