そして
貴志くんの番号を表示して
通話ボタンを押した






~~~♪






呼鈴が鳴ってる間
心臓がドキドキ






「もしもし…貴志くん…」






「彩さん‥電話くれてありがとう」






初めて聞く電話を通しての貴志くんの声






スゴく優しい






「彩さん明日大丈夫?」






「うん。でも貴志くんホンマにいいの?」






「もちろん。俺が誘ったんやから。じゃ明日。彩さん家の近くの公園に9時。スカートでは来ないで下さいね。」