両親と一緒に改めて彩の家に行った






両親が彩のお母さんに頭を下げてくれた






「大事なお嬢さんを結婚する前に妊娠させてしまい、本当に申し訳ございませんでした。頼りない馬鹿息子ですが結婚を許してやって下さい」






親父がそう言うと彩のお母さんが言ってくれた






「お父さんもお母さんも頭を上げて下さい。妊娠したことは貴志くんだけのせいやないので‥娘は貴志くんより歳上ですし‥こちらこそ大事な息子さんを‥申し訳ございません。不束な娘ですがどうぞ宜しくお願いします」








こうして俺と彩は結婚式に向けて歩き出した